問題番号 : 111B45

4か月の乳児。健康診査のため母親に連れられて来院した。母親と健診医との会話を以下に示す。
健診医 「お子さんはミルクをよく飲みますか」
母親 ①「母乳ですが,足りないようなので粉ミルクを足しています」
健診医 「あやしたときに笑いますか」
母親 ②「はい,よく笑います」
健診医 「お母さんの声の方を振り向きますか」
母親 ③「はい,振り向きます」
健診医 「首はすわっていますか」
母親 ④「まだすわっていないようです」
健診医 「寝返りをしますか」
母親 ⑤「まだしません」
 異常である可能性が高いのはどれか。

正解
d
国試正答率
98%

Assessment
①4か月の男児の健康診査(健診) ⇒ 国家試験で狙われる

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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