問題番号 : 110I72

34歳の初産婦。産褥0日で入院中である。妊娠12週の血液検査で血液型はO型RhD(-)と判定された。輸血歴はない。家族歴に特記すべきことはない。妊娠28週時の間接Coombs試験は陰性で,抗D人免疫グロブリンの投与を受けている。妊娠39週4日に自然陣痛が発来して入院し,2,760 gの男児を正常経腟分娩した。新生児血液型はO型RhD(+)と判定された。
 母体に行う適切な対応はどれか。

正解
e
国試正答率
56%

Assessment
①血液型O型Rh D(-) ⇒ 妊婦本人がRh D(-)

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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