問題番号 : 110I46

27歳の女性。4日前から悪心が出現したため来院した。嘔吐はなく食事摂取はなんとか可能であるという。最終月経は6週前,月経周期は28~35日型,整。皮膚と口腔粘膜は乾燥していない。尿所見:比重1.014,蛋白(-),糖(-),ケトン体(-)。尿妊娠反応陽性。経腟超音波検査で子宮内に胎嚢を認める。
 悪心への対応に関する妊婦への説明で適切なのはどれか。

正解
d
国試正答率
97%

Assessment
①27歳の女性,4日前から悪心出現
②嘔吐なし,食事摂取

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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