問題番号 : 110G49

32歳の女性。産後1か月の健康診査のため来院した。常勤の病棟看護師として勤務している。妊娠が判明した時点で,勤務先から非常勤の外来専属看護師になるように繰り返し強く求められたが断った。妊娠9週につわりが出現し,勤務を緩和してもらうよう医師から指導を受け,勤務時間が短縮された。妊娠23週までは4週に1回,勤務時間中に妊婦健康診査を受診していた。妊娠36週から産前休暇を取得した。現在,産後休暇中であるが,分娩後6週経過したら勤務に復帰することになっている。産後1か月の健康診査では問題がなかった。
 この女性に対する母性健康管理措置として適切でなかったのはどれか。

正解
a
国試正答率
68%

Assessment
①32歳の女性,産後1か月,常勤の病棟看護師
②妊娠判明

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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