問題番号 : 110G46

10歳の女児。低身長を主訴に母親とともに来院した。9歳時に学校の健康診断で低身長(-2.0 SD)を指摘され,10歳時の健診で身長の伸びが乏しいため受診した。身長122 cm(-2.2 SD),体重26 kg。翼状頸を認めない。胸郭に変形を認めない。血液生化学所見:TSH 3.09 μU/mL(基準0.2~4.0),FT4 1.25 ng/dL(基準0.8~2.2),ソマトメジンC 35 ng/mL(基準155~588)。骨年齢は8歳相当である。頭部MRIで異常を認めない。
 最も考えられるのはどれか。

正解
a
国試正答率
98%

Assessment
①10歳の女児,低身長 ⇒ 成長とともに低身長が目立つよ

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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