問題番号 : 110E51

38歳の男性。人間ドックで血糖値と肝機能検査値の異常を指摘されたため来院した。自覚症状はない。職業はデスクワーク中心の会社員で通勤は自家用車を使用している。2年前の健康診断から高血糖を指摘されていたがそのままにしていた。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。飲酒歴と喫煙歴はない。身長170 cm,体重82 kg。脈拍72/分,整。血圧168/94 mmHg。尿所見:蛋白(-),糖(-)。血液生化学所見:AST 42 IU/L,ALT 68 IU/L,クレアチニン0.6 mg/dL,血糖138 mg/dL,HbA1c 6.9%(基準4.6~6.2),総コレステロール250 mg/dL,トリグリセリド140 mg/dL,HDLコレステロール40 mg/dL。
 この患者に対する食事療法の方針で適切なのはどれか。

正解
c
国試正答率
70%

Assessment
①38歳の男性,人間ドックで血糖値と肝機能の異常を指摘

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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