問題番号 : 110E49

61歳の女性。尿失禁を主訴に来院した。 3年前から遺伝性脊髄小脳変性症で治療を受けている。 2か月前から突然の尿意を伴わない尿失禁が出現したため受診した。 くしゃみでは尿は漏れない。意識は清明。構音障害,協調運動障害および失調性歩行がある。腹部は平坦,軟で,圧痛を認めない。尿所見:蛋白(-),糖(-),沈渣に赤血球1~4個/1視野,白血球1~4個/1視野。 腹部超音波検査で残尿を認めない
  考えられる尿失禁の種類はどれか

正解
d
国試正答率
67%

補助線モードの解説:

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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