問題番号 : 110B45

28歳の初妊婦。妊娠28週。前期破水のため入院中である。妊娠24週に水様帯下を自覚して受診し,前期破水の診断で入院となった。入院後安静を続けて経過観察したが,水様帯下は持続している。本日の血液検査の結果は白血球8,900,CRP 0.1 mg/dLであった。入院後週1回実施している腹部超音波検査での胎児推定体重は,正常範囲内で増加している。羊水指数〈AFI〉は1.0~3.0 cm(基準5~25)の間で推移している。
 胎児の臓器で発育に注意すべきなのはどれか。

正解
b
国試正答率
97%

Assessment
①妊娠28週,前期破水のため入院中,妊娠24週で水様性帯

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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