75歳の男性。発熱を主訴に来院した。糖尿病腎症による腎不全のため10年前から血液透析療法を受けている。1か月前,内シャントが閉塞し透析を行うためカテーテルを2週間留置した。2週前から食欲不振と微熱が出現し,昨日,血液透析後から悪寒と戦慄とを伴う38℃台の発熱が出てきたため救急外来を受診した。脈拍100/分,不整。血圧100/60 mmHg。今までに認められなかった心尖部を最強点とするⅢ/Ⅵの収縮期雑音を聴取する。血液所見:赤血球320万,Hb 9.0 g/dL,Ht 28%,白血球10,500,血小板9.8万。血液生化学所見:AST 34 IU/L,ALT 9 IU/L,LD 231 IU/L(基準176~353),尿素窒素35 mg/dL,クレアチニン5.0 mg/dL。CRP 14 mg/dL。血液培養の検体を提出した。
次に行う検査はどれか。