31歳の男性。右陰嚢腫大を主訴に来院した。1年前から右陰嚢腫大に気付いていたが,疼痛を自覚しないため様子をみていた。1か月前から陰嚢腫大が増悪してきたため受診した。身長172 cm,体重60 kg。腹部は平坦,軟で,肝・脾を触知しない。外陰部では右精巣が小児頭大に腫大しているが圧痛を認めない。血液生化学所見:LD 658 IU/L(基準176~353),hCG 12 mIU/mL,α-フェトプロテイン〈AFP〉64 ng/mL(基準20以下)。胸部CTと頭部MRIとに異常を認めない。腹部造影CTを別に示す。
この患者について正しいのはどれか。2つ選べ。