7か月の乳児。頻回のけいれん発作を主訴に母親に連れられて来院した。母親の妊娠・分娩経過に異常なく,定頸は5か月であった。6か月ころより首を前に倒すようなけいれん様発作が1日に何度も出現するようになった。身長67.0 cm,体重8.0 kg。体温36.5℃。脈拍116/分,整。血圧80/46 mmHg。呼吸数24/分。SpO2 98%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦,軟で,肝・脾を触知しない。体幹と殿部とに白斑を5個認める。血液所見:赤血球400万,Hb 10.5 g/dL,Ht 38%,白血球10,000,血小板25万。頭部単純CTで脳室周囲の石灰化像を認める。
最も考えられるのはどれか。