41歳の男性。労作時息切れを主訴に来院した。2,3か月前から坂道を歩くと息切れを自覚するようになり,1か月前から夜間就眠時にも呼吸困難を自覚するようになり受診した。18歳時に気胸で入院した。父親が心臓病を指摘されている。兄弟が3人おりいずれも高身長である。身長188 cm,体重62 kg。脈拍84/分,整。血圧110/34 mmHg。胸骨左縁第3肋間を最強点とするⅢ/Ⅵの拡張期雑音を聴取する。胸部エックス線写真(A)(B)を別に示す。血液生化学検査,呼吸機能検査,心エコー検査および胸部造影CTを予定した。
認められる可能性が高いのはどれか。