問題番号 : 109H26

23歳の女性。0回経妊0回経産婦。腹痛を主訴に来院した。1週前から悪心を自覚していた。昨日の夜から右下腹部に痛みが出現し,一度嘔吐した。朝まで痛みが持続するため受診した。月経周期は30~60日型,不整。持続は6日間。最終月経は50日前で,5日前から少量の性器出血が持続している。体温37.2℃。脈拍96/分,整。血圧100/68 mmHg。内診で子宮は前傾前屈,やや腫大。右付属器領域に軽度の圧痛を認める。経腟超音波検査で子宮内膜の肥厚を認めるが,子宮内腔に胎嚢を認めない。両側付属器に異常を認めない。
 次に行う検査はどれか。

正解
a
国試正答率
99%

Assessment
①23歳の未妊婦,最終月経は50日前,1週前から悪心を自

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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