58歳の男性。右上肢麻痺を主訴に来院した。3か月前から右上肢の疼痛としびれがあり,複数の医療機関を受診したが診断に至らなかった。1か月前から右上肢麻痺が現れ次第に悪化したため自宅近くの診療所を受診し,胸部エックス線写真で異常陰影を指摘されたため紹介されて受診した。既往歴に特記すべきことはない。喫煙は30本/日を37年間。意識は清明。身長165 cm,体重62 kg。体温36.6℃。脈拍72/分,整。血圧130/102 mmHg。呼吸数14/分。SpO2 98%(room air)。持参した胸部エックス線写真(A)と胸部造影CT(B)(C)とを別に示す。
この患者の身体所見として考えられるのはどれか。3つ選べ。