問題番号 : 109E47

12歳の女児。間欠的腹痛と下痢とを主訴に来院した。生来健康であったが,3か月前から間欠性の腹痛と1日数回の下痢とが出現した。2か月前から体重が2 kg減少し,腹痛と下痢とが改善しないため受診した。痔瘻を認める。粘血便を認めない。血液所見:赤血球400万,Hb 9.8 g/dL,Ht 33%,白血球6,000,血小板35万。血液生化学所見:総蛋白6.3 g/dL,アルブミン3.0 g/dL,総ビリルビン0.9 mg/dL,AST 30 IU/L,ALT 35 IU/L。CRP 2.5 mg/dL。
 下部消化管内視鏡検査で予想されるのはどれか。

正解
c
国試正答率
98%

Assessment
①12歳の女児
②3か月前からの間欠性の腹痛と1日数回の

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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