問題番号 : 109D59

38歳の男性。健康診断で尿蛋白と尿潜血とを指摘されて来院した。身長174 cm,体重72 kg。体温36.4℃。脈拍72/分,整。血圧146/88 mmHg。尿所見:蛋白2+,潜血3+。血液生化学所見:総蛋白6.4 g/dL,アルブミン3.8 g/dL,IgA 330 mg/dL(基準110~410),尿素窒素22 mg/dL,クレアチニン1.2 mg/dL,尿酸7.6 mg/dL。免疫血清学所見:CRP 0.1 mg/dL,ASO 180単位(基準250以下),MPO-ANCA 20 EU/mL未満(基準20未満),抗核抗体陰性,CH50 25 U/mL(基準30~40)。同意が得られず腎生検は施行していない。
 腎機能低下のリスクファクターとなるのはどれか。3つ選べ

正解
b, c, e
国試正答率
56%

Assessment
①比較的若い男性で蛋白尿と血尿が認められており,肉眼的血

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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