問題番号 : 109D23

40歳の女性。「気分の上がり下がり」を主訴に夫とともに来院した。1年前の転居を機に気分が落ち込み,家事が全く手につかず寝込むようになった。家事を夫に任せて生活していたところ2か月前から回復し,この2週間は逆に気分が高揚して多弁で眠らない状態が続いているため受診した。話があちこちに飛び,まとまらない。「以前の調子の悪さが嘘のようで絶好調だ」という。身体所見に異常を認めない。
 治療薬として適切なのはどれか。

正解
c
国試正答率
92%

Assessment
①気分の上がり下がり ⇒ 周期的な気分の変動がある時に双

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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