問題番号 : 109C21

24歳の女性。下腹部痛と性器出血とを主訴に来院した。2週前に妊娠6週0日と診断された。その後,軽度の下腹部痛が続き,昨日初めて性器出血を認めたため受診した。腟鏡診で暗赤色の血液を少量認めるが,子宮口からの血液流出はない。内診で子宮は鵞卵大で軟,子宮口は閉鎖している。経腟超音波検査で子宮内に胎嚢が認められ,その中の胎児は頭殿長〈CRL〉1.5 cmで心拍動が同定され,胎嚢の外側に3×3×2 cmの低エコー領域を認めた。
 診断として正しいのはどれか。

正解
d
国試正答率
82%

Assessment
①24歳の女性。妊娠6週0日。下腹部痛と性器出血。子宮口

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る