問題番号 : 109C17

25歳の男性。臨床研修医。患者の採血を行った後,採血管に分注しようとして誤って自分の指に針を刺した。患者は鼠径ヘルニアの手術目的で入院した59歳の男性で,7日前に施行した術前検査ではB型肝炎ウイルス,C型肝炎ウイルス及びHIVの感染は指摘されていない。直ちに汚染部位を絞り出し,流水で洗浄を行った。
 この研修医に対して洗浄の後に行う対応として適切なのはどれか。

正解
b
国試正答率
76%

Assessment
①使用済み注射針による針刺し事故
②患者はB型肝炎ウイル

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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