問題番号 : 109B49

28歳の男性。右頸部腫瘤を主訴に来院した。2か月前から右頸部腫瘤が増大し,1週前から発熱が出現したため受診した。体温38.2℃。右頸部と左鎖骨上窩とに径3 cmの圧痛のないリンパ節を2個触知する。頸部リンパ節生検で,びまん性大細胞性B細胞型リンパ腫と診断された。PET/CTでは右頸部,左鎖骨上窩および縦隔に取り込みを認めた。
 治療開始に際して適切なのはどれか。2つ選べ

正解
b, c
国試正答率
52%

Assessment
①28歳の男性 ⇒ 若年男性
②右頸部腫瘤が増大,発熱3

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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