問題番号 : 108I60

48歳の男性。不眠を主訴に来院した。長年にわたる支店での活躍が評価され,半年前に本店に栄転した。当初は喜んだものの,環境の変化になじめず,期待に応える仕事ができないと自分を責め,終日気分が晴れず夜は一睡もできなくなった。1か月前から仕事が手につかなくなり退職を申し出たところ上司に受診を勧められた。抑うつ気分,意欲低下および全般的な興味や関心の低下がみられ,身体診察で異常所見を認めないことからうつ病と診断した。
 対応として適切なのはどれか。

正解
c
国試正答率
100%

Assessment
①半年前に栄転したが,環境の変化になじめず ⇒ 昇進とい

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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