31歳の男性。左股関節部痛を主訴に来院した。半年前から誘因なく歩行時に左股関節部の痛みが出現した。安静時痛はない。25歳時から膠原病の診断にて副腎皮質ステロイドの内服治療を開始し,現在まで継続している。プレドニゾロン内服量は最大で60 mg/日で,現在は10 mg/日であるという。身長170 cm,体重75 kg。体温36.3℃。脈拍64/分,整。左股関節の運動時痛を認める。左股関節の可動域は屈曲110°,伸展0°,外転20°,内転15°。来院時の股関節エックス線写真を別に示す。
考えられるのはどれか。