問題番号 : 108H28

45歳の女性。脳出血後のリハビリテーションのため入院中である。脳出血にて2週間入院し,2か月前に回復期リハビリテーション病棟に転院した。脳出血の発症前には,共働きで会社勤めの夫と持ち家に2人暮らしであった。右片麻痺と言語障害とを認める。会話の理解は良好で,状況判断も適切であるが,発話は困難である。T字杖と短下肢装具とを用いた平地歩行が可能であり,階段昇降と入浴には介助を要する。自宅内に段差が多く,トイレは和式である。
 退院に向けたカンファレンスで検討すべきなのはどれか。

正解
a
国試正答率
100%

Assessment
①45歳の女性 ⇒ 介護保険の対象となる第2号被保険者の

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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