問題番号 : 108E43

30歳の1回経妊1回経産婦。妊娠41週5日。午前6時に陣痛発来し,午前8時に入院した。妊娠経過は順調であった。入院直後の内診所見では,子宮口は3 cm開大,卵膜を触知し,児頭下降度SP-1 cmで,同時に行った胎児心拍数陣痛図では異常を認めなかった。午前10時に自然破水。午後7時に子宮口全開大し,午後9時50分に3,805 gの男児を経腟分娩した。羊水混濁は認めない。Apgarスコアは8点(1分),8点(5分)であった。午後10時10分に胎盤が自然娩出し,出血量は500 mLであった。
 この分娩に関して正しいのはどれか。

正解
c
国試正答率
43%

Assessment
①妊娠41週5日 ⇒ 41週6日までは正期産
②午前6時

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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