63歳の女性。筋層浸潤性膀胱癌の精査加療目的で入院中である。入院前に施行した血液検査では異常を認めなかった。膀胱内視鏡検査では,膀胱三角部から膀胱頸部に広がる広基性非乳頭状腫瘍を認め,両側の尿管口は同定できなかった。胸腹部造影CTでは明らかな転移は認めなかった。入院後,全身倦怠感を訴えている。1日尿量は急に低下してきている。緊急に行った血液生化学検査では尿素窒素63 mg/dL,クレアチニン5.6 mg/dL,K 4.8 mEq/Lであった。腹部超音波像(A)(B)を別に示す。残尿量は40 mLであった。
対応として適切なのはどれか。