問題番号 : 108C19

50歳の男性。右足先が上がらないことを主訴に来院した。昨夜,泥酔して右脚を上にして脚を組んだ状態で寝込んでしまったところ,今朝,目覚めたときに右の足関節を背屈できなくなっていた。徒手筋力テストでは,左下肢はすべて正常,右下肢では膝関節の屈曲伸展と足関節の底屈とは正常,足関節の背屈は2と低下している。右下腿外側と足背とに感覚低下を認める。下肢の腱反射は左右とも正常である。
 障害されているのはどれか。

正解
e
国試正答率
85%

Assessment
①右足先が上がらない ⇒ 神経麻痺を疑うが,これだけでは

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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