問題番号 : 108C18

2歳の男児。発熱と皮疹とに気付いた母親に連れられて来院した。前日の夜から胸部と腹部とに皮疹が出現し,今朝から38.0℃の発熱がある。同居している祖父が2週前に右頬の帯状疱疹に罹患している。体温38.2℃。直径2~5 mmの紅斑が顔,胸部,腹部および四肢に散在し,一部は水疱を伴っている。
 この患児が4日後に再診したときに最も多く見られる皮疹はどれか。

正解
c
国試正答率
87%

Assessment
①2歳の男児
②発熱と皮疹 ⇒ 発熱と皮疹をきたす疾患

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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