67歳の女性。1週前からの発熱を主訴に来院した。両側の頸部と鼠径部に径1~2 cmのリンパ節を数個ずつ触知する。右肋骨弓下に肝を2 cm,左肋骨弓下に脾を3 cm触れる。血液所見:赤血球360万,Hb 12.0 g/dL,Ht 34%,白血球22,000(桿状核好中球4%,分葉核好中球21%,好酸球1%,好塩基球1%,単球2%,リンパ球39%,異型リンパ球32%),血小板14万。血液生化学所見:AST 38 IU/L,ALT 41 IU/L,LD 2,403 IU/L(基準176~353)。免疫血清学所見:CRP 0.6 mg/dL,抗HTLV-1抗体陽性。末梢血塗抹May-Giemsa染色標本を別に示す。
この患者にみられる所見として考えられるのはどれか。2つ選べ。