問題番号 : 107I68

25歳の女性。高血圧の精査のため来院した。6か月前に胃腸炎症状で自宅近くの診療所を受診し高血圧を指摘された。3か月前から食欲が亢進し体重が4 kg増加した。身長154 cm,体重64 kg。脈拍76/分,整。血圧156/100 mmHg。顔面は赤ら顔で丸く,痤瘡を認める。尿所見:糖1+。
 所見として予想されるのはどれか。

正解
e
国試正答率
94%

Assessment
①25歳の女性,高血圧 ⇒ 若年発症の高血圧 ⇒ 二次性

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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