54歳の男性。肉眼的血尿を主訴に来院した。2週前と3日前とに肉眼的血尿に気付いた。排尿痛はない。既往歴に特記すべきことはない。喫煙は20本/日を34年間。身長167 cm,体重59 kg。体温36.4℃。脈拍72/分,整。血圧138/80 mmHg。腹部は平坦,軟で,肝・脾を触知しない。直腸指診でクルミ大,弾性軟の前立腺を触知する。尿所見:蛋白(-),糖(-),潜血1+,沈渣に赤血球5~10/ 1視野,白血球0~2 / 1視野。尿細胞診クラスⅡ(陰性)。膀胱内視鏡では可動性のある乳頭状の有茎性の腫瘤を認める。膀胱内視鏡像を別に示す。
次に行う対応として適切なのはどれか。