問題番号 : 107I44

10歳の男児。わいせつな言葉を口走ることを主訴に両親に伴われて来院した。5歳ころから瞬目,肩をすくめる,首振り及び咳払いなどの突発的かつ律動的で反復する運動が出現し,軽快と増悪とを繰り返してきた。最近,主訴の症状が出現した。特記すべき既往歴はない。神経学的な所見に異常を認めない。
 この患児について正しいのはどれか。

正解
b
国試正答率
75%

Assessment
①10歳の男児
②わいせつな言葉を口走る ⇒ 汚言
③瞬

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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