問題番号 : 107G43

30歳の初産婦。妊娠40週5日。10分周期の下腹部緊満を主訴に来院した。これまでの妊娠経過に異常を認めなかった。脈拍72/分,整。血圧124/64 mmHg。内診で先進部は小泉門で母体の右後方に触れる。子宮口4 cm開大,展退度80%,児頭下降度SP+1 cm。子宮口の位置は中央,硬さは軟である。未破水である。尿所見:蛋白(-),糖(-)。ドプラ聴診器による胎児心拍数は150/分である。
 次に行うのはどれか。

正解
d
国試正答率
91%

Assessment
①妊娠40週5日,10分周期の下腹部緊満 ⇒ 陣痛発来

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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