問題番号 : 107D47

32歳の女性。挙児希望のため不妊外来を受診し,その後内科外来へ紹介された。現在妊娠していない。18歳で糖尿病と診断されたがそのままにしていた。身長154 cm,体重62 kg。尿所見:蛋白(-),糖2+,ケトン体(-)。血液生化学所見:血清インスリン8.7 μU/mL(基準5~15),抗GAD抗体0.6 U/mL(基準1.5以下),尿中アルブミン排泄量8.6 mg/gCr(基準30未満)。随時血糖208 mg/dL,HbA1c(NGSP)7.8%(基準4.6~6.2)。眼底検査で網膜黄斑部に点状出血を認める。
 まず行うべき治療はどれか。

正解
a
国試正答率
91%

Assessment
①妊娠希望の女性
②約14年の既往のある糖尿病
③糖尿病

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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