問題番号 : 107D43

11か月の乳児。陰嚢内に左精巣を触れないことを主訴に母親に伴われて来院した。1か月健康診査で陰嚢内に左精巣が触れないことを指摘された。身長70 cm,体重7.5 kg。右精巣は陰嚢内に認め,左鼠径管内に可動性のある小指頭大の柔らかい腫瘤を認める。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。
 この疾患について母親へ説明する内容として適切でないのはどれか。

正解
e
国試正答率
95%

Assessment
①11か月児,陰嚢内に左精巣を触れない ⇒ 左停留精巣か

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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