問題番号 : 107C25

61歳の男性。生来健康である。1週前に孫が生まれたのをきっかけに禁煙を思い立った。昨日から禁煙しているが,イライラ感が強いため禁煙外来を受診した。その時の医師と患者の会話を以下に示す。
患 者「昨日起きてから禁煙しているのですが,たばこを吸いたくてたまらなくなります」
医 師「それは大変ですね。しかし,禁煙を始められたのは,たいへん立派だと思います」
患 者「ありがとうございます。禁煙のつらさがよくわかりましたので,適切な指導が必要だと思って来ました」
医 師「わかりました。それでは一緒に頑張りましょう」
 行動変容のステージはどれか。

正解
d
国試正答率
79%

Assessment
 治療への動機付けに対して,患者の言動から行動変容のステ

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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