問題番号 : 107B61

55歳の男性。職場の定期健康診断の後,減量指導を受けるため,職場の医務室を訪れた。身長165 cm,体重70 kg。健康診断では肥満以外に特記すべき所見を指摘されなかった。仕事は事務作業で,勤務中はほとんどの時間を机に向かって過ごしている。通勤には自家用車を使っている。勤務の都合で運動する時間を確保するのが難しいため,現在の身体活動レベルのまま,BMI〈Body Mass Index〉が22となる体重を目標に減量することにした。55歳の男性の基礎代謝基準値は21.5 kcal/kg/日である。また,推定エネルギー必要量と基礎代謝量の比は,身体活動レベルがⅠ(低い)なら1.50,Ⅱ(ふつう)なら1.75,Ⅲ(高い)なら2.00である。
 この受診者に提示する一日の推定エネルギー必要量(kcal)を求めるための計算式はどれか。

正解
g
国試正答率
93%

Assessment
 求めるべき値は,今後の減量に向けて目標とする一日の推定

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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