60歳の女性。血便を主訴に来院した。以前から便秘があり,下剤を使用していた。数日間排便がないため,昨日就寝前に通常の2倍量の下剤を服用した。本日朝下腹部痛とともに,水様下痢を認めた。その後も腹痛は持続し,新鮮血の排泄が数回あったため受診した。不整脈と糖尿病とで治療中である。体温36.7℃。脈拍92/分。血圧126/84 mmHg。眼瞼結膜に異常を認めない。腹部は平坦,軟で,肝・脾を触知しない。下腹部に圧痛を認める。血液所見:赤血球430万,Hb 13.1 g/dL,Ht 39%,白血球8,700,血小板19万。CRP 1.2 mg/dL。下部消化管内視鏡検査を施行した。S状結腸の内視鏡像を別に示す。
対応として適切なのはどれか。