問題番号 : 107A24

19歳の男性。人前で話ができないことを主訴に来院した。昨年春に大学に入学した。クラブ活動のオリエンテーションで自己紹介を求められた時に,皆の視線を感じて緊張して体が震えることがあった。それ以来,人前に出ることを避け,希望していたクラブにも入らず,講義に出るだけの大学生活を続けている。抑うつ症状はみられず,明らかな幻覚や妄想も認められない。
 最も適切な治療はどれか。

正解
d
国試正答率
93%

Assessment
①19歳の男性 ⇒ 若年者
②人前で話ができない ⇒ 不

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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