問題番号 : 106I77

51歳の女性。3日前に認められた少量の不正性器出血を主訴に来院した。約1年前から月経が不規則となり,のぼせと発汗とが頻繁になったという。体温36.6℃。脈拍92/分,整。血圧142/90 mmHg。内診所見上,子宮は正常大で可動性は良好である。卵巣を触知しない。子宮頸部と内膜の細胞診で異常を認めない。
 状態を評価するために有用な血中ホルモンはどれか。2つ選べ

正解
d, e
国試正答率
77%

Assessment
 51歳は日本人女性の閉経年齢の平均である。閉経期あるい

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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