問題番号 : 106I51
32歳の女性。不正性器出血を主訴に来院した。6か月前から,性交後の出血と月経時以外の出血とがあった。初経13歳。月経周期は28日型,整。身長165 cm,体重54 kg。体温37.2℃。内診所見上,分泌物は血性で少量であり,子宮は前傾前屈で正常大である。両側付属器とDouglas窩とに異常を認めない。血液所見:赤血球305万,Hb 10.7 g/dL,Ht 29%,白血球8,800,血小板24万。酢酸加工後のコルポスコピィの写真を別に示す。 次に行う検査として適切なのはどれか。
画像診断:上画像参照。Assessment:
無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。