問題番号 : 106H21

18歳の女子。月経時の下腹部痛を主訴に来院した。15歳ころから月経時の下腹部痛を自覚するようになった。下腹部痛は月経開始日から始まり,軽い頭痛と悪心とを伴う。今回は特に症状が強かったため,月経3日目に受診した。初経は13歳。月経周期は28日型,整。経血量は正常範囲内である。体温36.0℃。脈拍84/分,整。血圧112/72 mmHg。内診所見上,子宮は正常大で可動性は良好である。卵巣を触知しない。血液所見:赤血球380万,Hb 11.8 g/dL,Ht 36%,白血球7,800,血小板18万。CRP 0.7 mg/dL。
 診断として最も考えられるのはどれか。

正解
e
国試正答率
98%

Assessment
①15歳ころから月経時の下腹部痛を自覚 ⇒ 思春期から始

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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