15歳の女子。体重減少を心配した母親に伴われて来院した。友人に「太っているね」とからかわれたことを気にして,1年前から低カロリー食品を好むようになり,体重を毎日測定するようになった。1年前の体重は51 kgであった。初経は12歳。身長156 cm,体重38 kg。体温35.7℃。脈拍44/分,整。血圧98/58 mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液所見:赤血球326万,Hb 10.1 g/dL,Ht 30%,白血球3,200,血小板32万。血液生化学所見:総蛋白6.1 g/dL,尿素窒素17 mg/dL,クレアチニン0.5 mg/dL,総コレステロール275 mg/dL。
体重減少の鑑別診断に必要な情報で最も重要なのはどれか。