問題番号 : 106D25

58歳の女性。下肢のむくみを主訴に来院した。15年前に糖尿病を指摘され,10年前から自宅近くの医療機関でインスリン治療を受けている。10か月前から下肢のむくみを自覚し,次第に増悪してきたため紹介されて受診した。身長155 cm,体重60 kg。血圧160/86 mmHg。両下肢に中等度の浮腫を認める。尿所見:蛋白3+,糖(−),ケトン体(−)。血液生化学所見:血糖127 mg/dL,HbA1c 6.6%(基準4.3~5.8),総蛋白5.7 g/dL,アルブミン3.0 g/dL,尿素窒素45 mg/dL,クレアチニン3.5 mg/dL。
 食事療法として適切なのはどれか。

正解
d
国試正答率
67%

Assessment
①58歳女性,2型糖尿病で罹病期間が約15年と長い ⇒

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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