問題番号 : 106C23

58歳の男性。タクシーの運転手。独身。職場の健康診断で検査値の異常を指摘されたため来院した。持参した健康診断の結果はHbA1c 7.2%(基準4.3~5.8)であった。身長168 cm,体重80 kg。初診時は,食事の管理と適度の運動とを中心に生活習慣を改善するよう指導した。3か月後の再診時,体重は81 kgとなっていた。本人は「生活習慣を改善する努力はしたが,勤務時間が不規則で深夜勤務も多いので,規則的な食生活は無理だ」と言う。
 この患者の行動変容を促すための現時点の対応で適切なのはどれか。

正解
a
国試正答率
76%

Assessment
①HbA1c 7.2% ⇒ 血糖値は書いてないが糖尿病で

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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