問題番号 : 106C19

52歳の男性。会社の定期健康診断で肝障害を指摘され来院した。喫煙歴はない。飲酒は日本酒3合/日を19年間。運動は週2日,1日1時間のテニスを10年間続けている。単身赴任であるが夕食は自分で作ることが多い。身長170 cm,体重63 kg。腹部は平坦,軟で,肝・脾を触知しない。血液生化学所見:空腹時血糖95 mg/dL,HbA1c 4.8%(基準4.3~5.8),アルブミン4.2 g/dL,AST 21 IU/L,ALT 23 IU/L,γ-GTP 150 IU/L(基準8~50)。免疫学所見:HBs抗原陰性,HCV抗体陰性。
 現時点の指導として適切なのはどれか。

正解
c
国試正答率
100%

Assessment
①日本酒3合/日(3単位)を19年間 ⇒ 1日2単位を超

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る