問題番号 : 106B45

 16歳の女子。腹部膨満と無月経とを主訴に,母親に伴われて来院した。最終月経は記憶があいまいではっきりしない。母親は1か月前から腹部膨満に気付いていたという。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。初経13歳。月経周期30日型,整。月経は5日間で,経血量は中等量である。未婚。身長158 cm,体重64 kg。脈拍80/分,整。血圧114/62 mmHg。子宮底長24 cm,腹囲86 cm。前脛骨部に浮腫を認めない。尿所見:蛋白(−),糖(−)。腹部超音波検査で子宮内に胎児を認め,胎児推定体重750 g,羊水指数〈AFI〉10.4 cmである。胎児心拍は130/分である。妊娠25週相当と診断した。
 現時点での本人と母親への説明として適切なのはどれか。

正解
c
国試正答率
99%

Assessment
①16歳の女子,腹部膨満,無月経,未婚,超音波検査で子宮

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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