問題番号 : 106A47

63歳の女性。未経妊。血性帯下の増量を主訴に来院した。6か月前から少量の褐色帯下に気付いていたという。50歳で閉経した。身長152 cm,体重68 kg。血液所見:赤血球430万,Hb 13.1 g/dL,Ht 39%,白血球8,800,血小板24万。免疫学所見:CA19-9 68 U/mL(基準37以下),CA125 54 U/mL(基準35以下)。子宮内膜組織診で高分化型類内膜腺癌が検出された。骨盤部MRIのT2強調矢状断像を別に示す。
 治療として最も適切なのはどれか。

正解
a
国試正答率
94%

画像診断
上画像参照。

Assessment

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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