問題番号 : 105G56

19歳の男性。「ご飯に毒が入っている」と言い,食事をしない状態が続いているため両親に伴われて来院した。3か月前から自室に閉じこもりがちになった。両親ともあまり接触しようとせず,ときに独り言が聞かれ,興奮して大声を出すこともあった。入院治療の必要性を説明したが,患者はかたくなに入院を拒否している。両親は入院を希望している。
 この患者に適用される入院形態に関して正しいのはどれか。2つ選べ

正解
a, b
国試正答率
90%

Assessment
①入院治療の必要性を説明したが,患者はかたくなに入院を拒

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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