問題番号 : 105F22

74歳の女性。腹部の膨満感を主訴に来院した。半年前から腹部の膨満感を自覚するようになり,次第に増強してきた。腹部は膨隆し,下に示す模式図の斜線部に表面平滑で弾性硬の腫瘤を触知する。圧痛を認めない。

 腫瘤として触知されている臓器はどれか。

正解
d
国試正答率
96%

Assessment
 腹部四分割法で斜線部は左上腹部に位置する。この領域の診

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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