問題番号 : 105E59

48歳の女性。性器出血を主訴に来院した。5年前から性交時に性器出血を認め,1年前から下腹部痛と腰痛とを自覚している。子宮頸部に径7 cmで易出血性の腫瘤を認めた。子宮頸癌Ⅲb期と診断され,手術療法は適応外と判断された。体温37.2℃。血液所見:赤血球285万,Hb 7.0 g/dL,Ht 23%,網赤血球1.0%,白血球9,500,血小板25万。血液生化学所見:総蛋白6.8 g/dL,アルブミン3.5 g/dL,尿素窒素28 mg/dL,クレアチニン0.7 mg/dL,AST 30 IU/L,ALT 22 IU/L。CRP 2.4 mg/dL。
 治療として適切なのはどれか。3つ選べ

正解
a, b, e
国試正答率
40%

Assessment
①子宮頸癌Ⅲb期 ⇒ 同時化学放射線療法の適応
②Hb

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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